乳酸菌を比較・検証!
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乳酸菌が育つにはどんな環境が必要か

乳酸菌には二つの種類があります。
ひとつ目はミルクやチーズなど、動物の乳を原料とする動物性のもの、もうひとつは、納豆やぬか漬けなど豆製品などが発酵してできる植物性のものです。
どちらにしても、乳酸菌が活発に活動する温度はだいたい二十度前後です。
四十度になると死んでしまい、十度になると活動を停止してしまいます。
そのため摂氏三十度台の人間や動物の体内は、乳酸菌にとってとても住み心地が良く、活発な活動が期待できる環境です。

しかし乳酸菌がこの温度の中に常時住み着くには、動物性由来の乳酸菌でなければ難しいことになります。
植物性の乳酸菌は、屋外の過酷な気温を経験している農作物が原料ですので、人や動物の体内で発酵してはじめて繁殖できるようになります。
このように過酷な環境を経てきた分、耐性が強いのは植物性由来の乳酸菌だといわれています。

乳酸菌が育つには温度のほかに、餌となる成分が必要ですが、乳酸菌は水とオリゴ糖が大好物です。
オリゴ糖は玉ねぎやキャベツなどの一般的な野菜やコメ、麦、大豆などの穀物にたくさん含まれています。
こうして見ると大豆は乳酸菌の餌であり、発酵すれば乳酸菌自体にもなる、素晴らしい食品といえます。

このように、適温とオリゴ糖、そして水があれば、乳酸菌は活性化します。
水分のないカラカラな場所では活動を停止ししてしまいます。
乳酸菌を摂る時には体内で乳酸菌が活性化するように、餌と水もきちんと補給してあげましょう。
お腹の中で、乳酸菌の喜ぶ声が聞こえてきそうです。

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